インターネットを使うことが当たり前の時代になってから、便利なサービスや機能が増えました。
例えば、スマホゲームは無料で遊べますし、料理も宅配注文の範囲が田舎でもできるようになりました。
しかし、生活の質が上がっていますか?と聞かれると、自信を持って頷くことができない人が一定数います。
なぜでしょうか?その原因はいくつかあると思います。今回は情報の遮断力を磨けば生活が豊かに、心も健康になると考えました。
そこで、情報を遮断することが重要な理由について、具体事例や研究結果、報道を交えてわかりやすく説明していきます。
出来るだけ、わかりやすい言葉でお伝えします。
具体事例1: テストの前に集中するために遮断する
テスト前の勉強時間は言われなくても、点数を取りたい人にとって大事な準備期間です。
例えば、テストの前日に家で勉強しているときに、スマホやテレビのニュースやSNSのメッセージがどんどん入ってくると、気が散ってしまい、勉強どころではなくなってしまいます。
想像してみてください。次の算数のテストで90点を取りたいのに、テレビをみながら勉強してても、ちゃんと身につきますか?よっぽど要領のいい人なら別として、大半の方は難しいでしょう。
そのため、テストの勉強をするときは、スマホを別の部屋に置いたり、通知をオフにしたりすることが対策としてあります。
そして、スマホ以外で勉強時間のタイマーを使うことで、集中力のサポートができます。
工夫を凝らすことで、結果的に勉強に集中することができます。
※なぜ集中が大事かを考える
結論から言いますと、集中することで、短時間でも多くのことを覚えることができます。
例えば、英単語を30分以内に10個覚えろ!と言われたら、かなりできる人が多いと思います。
このように、脳にやる気スイッチを入れていくことで効率が上がります。
逆に、集中できないと、同じ時間を使ってもあまり勉強が進まないことがあります。皆さんも経験しているはずです。
たとえば、30分間で覚えるべきことを全部覚えられる場合と、30分間ずっとスマホの通知を気にしてしまってあまり覚えられない場合を比べてみると、その差は明らかです。
脳にやる気スイッチを入れるだけで、結果が違うのですが、スマホの存在があなたの脳のスイッチの邪魔をしてしまうのです。
具体事例2: 友達と遊ぶ時間を大切にするため
友達と遊ぶとき、あなたはどんなふうにしているでしょうか?
せっかく友達と遊んでいるときに、ず〜っとスマホを見ていると、友達との楽しい時間が台無しになってしまうこともあります。
例えば、公園でサッカーをしているときに、誰かがずっとスマホを見ていると、ゲームがうまく進まなくなります。
友達と遊んでいる時に、誰かが浮気したとか隣のクラスの〜さんがいじめられてるなどの情報を集める必要はあるでしょうか?いや、いらないと思います。
スマホゲームで遊ぶ時はいいのですが、スマホを使わない遊びの時には、心がけておきたい部分です・
遊ぶ時間は友達との大事な時間なので、スマホを置いて遊びに集中することが大切です。
※友達との時間を大切にする理由
友達と過ごす時間は、楽しい思い出を作るだけでなく、コミュニケーションのスキルも身につけることができます。
また、友達一緒にいる時間が、皆さんの人生の中で経験値になります。
そのため、遊ぶときには情報を遮断して、目の前の友達としっかり向き合うことで、お互い楽しい時間を過ごすことが可能でしょう。
研究結果1: 学校の成績に影響する可能性がある
多くの研究で、スマホやインターネットの使いすぎが学校の成績に悪影響を与えることがわかっています。
例えば、アメリカの研究では、スマホを使いすぎる学生は、使わない学生よりも成績が低くなることが多いと報告されています。
日本でもスマートフォン依存症が問題になっていたのをご存知でしょうか?
寝不足が目立つ日本ですが、スマホ依存症が話題になったことで、より睡眠不足の指摘がされるようになりました。
一方でスマートフォンは現代では、欠かせないデバイスの1つになりました。
だからこそ、このような事実を知って、行動することが重要です。
※どのように成績に影響するか?成績悪化の仕組み
スマホを使う時間が長いとどうなるか?
勉強時間が減るだけでなく、夜遅くまでスマホを使っていると、睡眠不足になります。
睡眠不足になると、脳が正常に働かなくなってしまいます。
その結果、授業中に眠くなり、授業と違うことを余計に考えるなど、関係ないことを考えやすくなります。
先生の話をしっかり聞けなったり、自主勉強でやる気や理解力が下がってしまいます。その結果、成績が下がってしまうのです。
研究結果2: 精神的な健康に影響する
スマホやインターネットを長時間使うことが、精神的な健康にも影響を与えることが研究でわかっています。
例えば、イギリスの研究では、スマホを使いすぎる子どもは、うつ病や不安症になりやすいことが報告されています。
スマホを使っている時は、常に刺激や情報を大量に浴びます。
〜さんが結婚した、〜さんが昇進した、誰かが事故で大変なことになってる動画など投稿を挙げればキリがないです。
意識していないところで、ワタシたちの脳は大量の情報を受け取っていることを忘れずにいきたいですね。
※なぜ精神的な健康に影響するか
スマホやインターネットを使いすぎると、現実の世界でのコミュニケーションが減り、孤独を感じやすくなります。
人間の3代欲求の1つである集団欲(旧:性欲)が爆発してしまいます。その結果、孤独を感じやすくなるのです。
また、SNSで他の人と自分を比べることで、自信を失ったり、ストレスを感じたりすることがあります。
日本人の特徴として、自己肯定感が低くくて、劣等感に悩まされています。
SNSを通して、多様な情報が流れてきますが、現代社会は承認欲求や自己顕示欲を満たすための投稿をよく見かけませんか?
それは、本来の自分で自分らしく生きていいのに、SNSをひらけば無意識で競争させられてしまいます。
見ること自体、悪いことではありませんが、そのような情報をおすすめ情報から浴びやすい傾向があります。
そのため、適度にスマホを使うことが大切です。
次に報道の実例でも説明します。
報道1: 災害時の情報混乱を避けるため
災害時には、正確な情報を得ることが非常に重要です。
例えば、地震が起きたときに、SNSやインターネットで流れる誤った情報を信じてしまうと、
適切な避難行動が取れなくなることがあります。
ガセネタで、〜地域が土砂災害だ、〜海岸沖が2mの津波だ!と言ったフェイクを投稿する人も残念ながらいるのが真実です。
そのため、災害時には公式な情報源からの情報だけを信じるようにしましょう。
※どうして公式情報が重要か
公式な情報は、専門家が確認した正確な情報です。
これに対して、SNSなどで流れる情報は、誰でも簡単に投稿できるため、誤った情報やデマが混ざることがあります。
デマを信じてしまうと、あなたとその周りの命に関わる可能性が出てきます。
災害時には、正確な情報を元に行動することが命を守るために重要です。
報道2: フェイクニュースに惑わされないための遮断力
最近では、フェイクニュースという嘘のニュースがインターネット上で広まることが増えています。
例えば、ある有名な出来事について、全く事実と異なる情報がSNSで広まることがあります。
- 他にも、実業家を謳った詐欺投資広告
- 必ず稼げる!と言った情報商材
このようなフェイクニュースに惑わされないためにも、信頼できる情報源からの情報を確認することが大切です。
※フェイクニュースの影響を考える
フェイクニュースを信じてしまうと、誤った判断をして周りに損害を与えてしまう可能性があります。
例えば、健康に関するフェイクニュースを信じて、間違った治療法を試してしまうと、体に悪影響を及ぼすことがあります。
そして、間違った治療法を周りにシェアすると、結果として、SNS上でも大混乱を招いてしまう可能性も上がります。
そのため、信頼できる情報源からの情報を元に行動することが重要です。
まとめ
情報を遮断することが重要な理由を、具体事例、研究結果、報道を交えて説明しました。
- 勉強に集中するため、
- 友達との時間を大切にするため、
- 学校の成績や精神的な健康を守るため、
- 災害時に正確な情報を得るため、
- フェイクニュースに惑わされないために、
情報を適度に遮断することが大切です。
自分にとって必要な情報だけを取り入れる力=情報遮断力です。
皆さんには、この社会で幸せに生き抜いていって頂きたいと心から願っております。
そのためのヒント1になれば、とても嬉しいです。
これからも、情報を上手にコントロールして、健康で充実した生活を送りましょう。
ご覧くださり、ありがとうございました。